2018年春の年会

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[2A10-14] 危機管理と原子力政策

2018年3月27日(火) 14:45 〜 16:10 A会場 (C1棟 C1-211)

座長:田中 治邦 (日本原燃)

14:45 〜 15:00

[2A10] 原子力機構福島研究開発拠点における緊急時対応体制の構築に向けて

*遠藤 佑哉1、鈴木 隆1、植頭 康裕1 (1. 日本原子力研究開発機構)

キーワード:緊急時対応、緊急情報伝達システム、安全管理

日本原子力研究開発機構では,福島第一原子力発電所の廃止措置及び福島県の環境回復へ貢献するため,福島研究開発拠点を新たに立ち上げた。福島研究開発拠点では,遠隔操作機器の開発支援,環境モニタリング及び廃止措置に向けた研究等を行う施設が,機構内の他拠点と異なり福島県内に散らばって整備されていること,各センターの設立時期が異なっていたこと,新しい部門であるために機構内の様々な組織から職員を集めたため安全文化が異なっている等,特有の安全上の課題を有している。そこで,拠点としての一元的な緊急時対応体制の構築に向けて,緊急情報伝達システムを拠点大で整備した。また,各施設特有の安全上の課題解決に向けて防災訓練を実施した。