2018年春の年会

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[2A15-19] 教育・人材育成

2018年3月27日(火) 16:10 〜 17:30 A会場 (C1棟 C1-211)

座長:澤田 哲生 (東工大)

16:10 〜 16:25

[2A15] 塩化マグネシウムと氷による寒剤を用いた普及可能な霧箱の開発

*山本 堅士1、松浦 寛人1、柚木 朋也2、秋吉 優史1 (1. 大阪府立大学大学院工学研究科、2. 北海道教育大学)

キーワード:放射線教育、霧箱、寒剤

放射線教育を行う上で霧箱は極めて重要な役割を果たしている.本研究ではドライアイスを用いず塩化マグネシウムと氷による寒剤を使用してもなお,簡易で確実な放射線観察を可能とするために,確実に熱伝達を行う事が出来て繰り返し利用可能な霧箱の開発を行った.開発した霧箱により,α線やβ線の飛跡を観察することが出来,十分実用可能であることを確認した.