2018年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 304-1 伝熱・流動(エネルギー変換・輸送・貯蔵を含む)

[2B18-21] 二相流実験

2018年3月27日(火) 16:55 〜 18:00 B会場 (C1棟 C1-311)

座長:大川 富雄 (電通大)

17:25 〜 17:40

[2B20] 燃料集合体内冷却水の気液二相流の挙動解明に向けた研究開発

(4)大気圧条件下での2サブチャンネル・クロスフロー試験

*藤本 清志1、上遠野 健一1、古市 肇1、細井 秀章1、安田 賢一1、木藤 和明1 (1. 日立GEニュークリア・エナジー)

キーワード:沸騰水型原子炉、燃料集合体、気液二相流、変動差圧、クロスフロー

熱水力解析コードの高度化のためには,燃料棒間(サブチャンネル流路間)を流れる気液二相流の挙動を把握することが重要である。本研究ではBWR燃料集合体内クロスフロー挙動に着目し,サブチャンネル流路間の変動差圧とクロスフロー量との関係について水-空気試験により検討した。実際の燃料サブチャンネル流路形状の一部を模擬した試験体を製作し,BWR実機質量流束相当の試験条件範囲における連通部での差圧計測と連通部前後の流量計測から,サブチャンネル流路間の変動差圧とクロスフロー量との関係について述べる。