[2C01-06] 伝熱・物質輸送特性及び機器設計

[2C04] 時間依存熱流束推定法の誤差検討と最適化

*松浦 寛人^4,1、山本 優矢⁴、中嶋 洋輔²、永岡 賢一³ (1. 大阪府大放射線、2. 筑波大プラ研、3. 核融合研、4. 大阪府大工)

キーワード：熱流束評価、パルス分解法、大型ヘリカル装置、ガンマ10/PDX

我々は熱伝導の逆問題を解いて、プラズマ照射を受けた物体の温度変化を再現する時間依存の熱流束を推定する方法を提案し、大型ヘリカル装置やガンマ10/PDXの測定に適用して来た。しかしながら、用いる温度データのサンプリング周波数や温度センサーの時間応答に対して、解析結果を最適化することはまだ出来ていない。本研究では、単純な熱パルスに対する解析パラメーターの最適化を試み、ELMの様な短パルスや温度信号のノイズの影響を検討する。