9:45 AM - 10:00 AM
[2D02] Application of sub-size Charpy specimen for RPV surveillance test.
Keywords:Reactor Pressure Vessel, Charpy pendulum impact test, Surveillance test, Sub-size Charpy specimen, Embrittlement
運転期間延長認可制度の制定に伴い、40年を超えてプラントの運転期間の延長認可を受ける場合には、新たに2回の監視試験の追加実施が求められる。国内BWRプラントにおいては、今後の監視試験に備えて十分な試験片数を確保していくために、小型試験片を用いたRPV脆化評価手法の確立が望まれている。それら評価手法の確立に向けて、シャルピー衝撃試験においてはこれまでの標準試験片(フルサイズ試験片:10mm×10mm×55mm)での試験データによる評価結果と、小型試験片での試験データによる評価結果との整合性を確認していく必要がある。JIS Z 2242では小型試験片として試験片幅を2.5mm、5mm、7.5mmとしたサブサイズ試験片について規定している。本研究では、監視試験片からの採取を鑑み、試験片幅を4mmとしたサブサイズ試験片を用いてシャルピー衝撃試験を行ない、フルサイズ試験片との比較評価を行った。