2018年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-1 炉物理,核データの利用,臨界安全

[2F01-05] 不確かさ評価2

2018年3月27日(火) 09:30 〜 10:50 F会場 (U2棟 U2-211)

座長:千葉 豪 (北大)

10:15 〜 10:30

[2F04] 典型的な燃料装荷パターンにおける隣接燃料の影響を考慮した244Cm量の評価

*佐藤 駿介1、名内 泰志1 (1. 電中研)

キーワード:Cm244量、燃料装荷パターン、マルチ集合体体系、燃焼計算、MVP-BURN

3ループPWR平衡炉心の典型的な燃料装荷パターンを用いて、対象とする燃料の周囲に8体の隣接燃料を配置した2次元3×3集合体燃焼計算をノード毎にMVP-BURNコードにより実施した。この計算により、隣接燃料の影響を考慮したより現実的な各ノード平均のCm244量を評価し、単一集合体燃焼計算によるCm244量と比較した。その結果、単一集合体計算では、4サイクル取り出しのウラン集合体においてはCm244量を2%程度過大評価していることがわかった。