2018年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-1 炉物理,核データの利用,臨界安全

[2F13-18.1F05] 臨界実験解析

2018年3月27日(火) 15:30 〜 17:15 F会場 (U2棟 U2-211)

座長:多田 健一 (JAEA)

16:15 〜 16:30

[2F16] 事故耐性の高い制御棒の開発

(3)新型中性子吸収材の反応度測定

*太田 宏一1、名内 泰志1、中村 勤也1、佐野 忠史2 (1. 電中研、2. 京大炉)

キーワード:軽水炉、事故耐性燃料、中性子吸収材、希土類酸化物、ハフニア、ジルコニア、反応度、臨界集合体

軽水炉用新型中性子吸収材の性能確認試験の一環として、希土類酸化物RE2O3(RE:Sm、Eu)やハフニア(HfO2)、ジルコニア(ZrO2)およびこれらの混合酸化物の反応度を京都大学臨界集合体(KUCA)において実測した。その結果、RE2O3とHfO2またはZrO2の混合酸化物が概ね予測される反応度を有し、新型制御材として利用できる見通しが得られた。