[2F_PL02] 実験データを用いた不確かさの定量化と妥当性確認
炉物理分野では長年に亘って炉心解析システムの検証及び妥当性確認(V&V)を実施してきており,炉心解析システムの信頼性の向上に貢献している。日本原子力学会では,炉心解析システムのV&V標準として,2015年に「シミュレーションの信頼性に関するガイドライン:2015(AESJ-SC-A008:2015)」を発行し,今後は本ガイドラインに沿った形で炉心解析システムのV&Vを進めていくことが期待される。そこで本企画セッションでは,今後の炉物理分野のV&Vの発展に役立てるため,炉物理分野でのV&Vの現状と今後の課題について整理する。