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[2G03] natYbへの50MeVアルファ粒子入射反応における177Luの生成断面積について
キーワード:医療用核種、ルテチウム177、生成断面積
放射性核種(RI)は、核医学において治療や診断に用いられている。近年、治療(Therapy)と診断(Diagnosis)を融合させたTheranosisを実現するため、より有用な医療用RIの探索が進められている。
177Luは、崩壊時に治療に有用なベータ線を放出すると同時に、画像診断に有用なガンマ線を放出するため、Theranosisを実現するRIの一つとして注目されている。
しかしながら、177Luの生成手法は未だ確立されておらず、信頼性の高い生成断面積データを取得することは重要である。
本実験では、理化学研究所AVFサイクロトロンを用いて50MeVに加速したアルファ粒子を天然同位体組成のYb金属の積層箔標的に照射し、照射後、Ge検出器を用いたガンマ線スペクトロメトリーによって生成核種の反応断面積を測定した。発表では、先行研究との比較も行う。
177Luは、崩壊時に治療に有用なベータ線を放出すると同時に、画像診断に有用なガンマ線を放出するため、Theranosisを実現するRIの一つとして注目されている。
しかしながら、177Luの生成手法は未だ確立されておらず、信頼性の高い生成断面積データを取得することは重要である。
本実験では、理化学研究所AVFサイクロトロンを用いて50MeVに加速したアルファ粒子を天然同位体組成のYb金属の積層箔標的に照射し、照射後、Ge検出器を用いたガンマ線スペクトロメトリーによって生成核種の反応断面積を測定した。発表では、先行研究との比較も行う。