2018年春の年会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学 » 201-1 原子核物理,核データ測定・評価・検証,核反応工学

[2G01-07] 医療データ,中性子捕獲反応,共鳴散乱,測定技術

2018年3月27日(火) 10:10 〜 12:00 G会場 (U2棟 U2-212)

座長:渡辺 幸信 (九大)

10:55 〜 11:10

[2G04] 医用核データ整備のための浦項加速器施設の制動放射線を用いたIn-nat(g,xn)反応の放射化実験

*牧永 あや乃2,1、Zaman Muhammad3、Shahid Muhammad3、Naik Haradhara4、Manwoo Lee5、Guinyun Kim3、Mooh-Hyun Cho6 (1. あいんしゅたいん基礎科学研、2. 北大、3. 慶北国立大、4. バーバ原子力研究所、5. 東南圏原子力医学院、6. 浦項工科大学)

キーワード:光核反応、放射化法、医療用同位体生成、制動放射線

医療用インジウム-111同位体とインジウム-114mの生成方法と不純物の評価を行うために、制動放射線を用いたIn-nat(g,xn)反応実験を放射化法によって行った。制動放射線は韓国浦項加速器施設における100MeV電子線形加速器で発生させた61-65 MeVの電子線をタングステンターゲットに照射する事により発生させた。インジウムサンプルは厚さ1mmを利用し、入射光子数については厚さ1mmの金とアルミニウムを用いて評価した。測定はHPGe検出器を用いて行なった。本発表では、データ解析の報告を行う。