11:40 〜 11:55
[2G07] 新たな放射線検出器不感時間
キーワード:不感時間、時間依存放射線測定、飛行時間法、データ収集系
時間依存の放射線測定実験では検出器・データ収集系 (DAQ) の不感時間を補正する必要がある。これまで広く
用いられてきている麻痺型不感時間と非麻痺型不感時間モデルは、検出器で放射線を測定した場合、そこから一定時
間は新たな放射線を測定できない ( 後ろ側に不感時間が発生する ) というモデルであった。しかしながら、J-PARC・MLF・ANNRIのGe検出器DAQシステムにて実施されたパルス中性子を用いたTOF実験において、これらのモデルでは説明できない現象が観測された。本発表では、この新しい不感時間について、発生のメカニズム、原因及び補正法等について詳細に報告する。
用いられてきている麻痺型不感時間と非麻痺型不感時間モデルは、検出器で放射線を測定した場合、そこから一定時
間は新たな放射線を測定できない ( 後ろ側に不感時間が発生する ) というモデルであった。しかしながら、J-PARC・MLF・ANNRIのGe検出器DAQシステムにて実施されたパルス中性子を用いたTOF実験において、これらのモデルでは説明できない現象が観測された。本発表では、この新しい不感時間について、発生のメカニズム、原因及び補正法等について詳細に報告する。