2018年春の年会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学 » 201-1 原子核物理,核データ測定・評価・検証,核反応工学

[2G14-19] LLFP,弾き出し断面積

2018年3月27日(火) 16:20 〜 17:55 G会場 (U2棟 U2-212)

座長:佐波 俊哉 (KEK)

17:05 〜 17:20

[2G17] Y, Zr, Nb同位体に対する100MeV/u 陽子・重陽子入射反応の同位体生成断面積測定

諏訪 純貴1、*中野 敬太1、渡辺 幸信1、川瀬 頌一郎1、金 政浩1、王 赫2、大津 秀暁2、櫻井 博儀2、栂野 泰宏4,3、武内 聡3 (1. 九大、2. 理研、3. 東工大、4. 立教大)

キーワード:同位体生成断面積、中性子魔法数、殻効果、陽子、重陽子

理化学研究所RIビームファクトリーにて逆運動学法を利用して多数の標的(91Y, 92Y, 92Zr, 94Nb) に対する100MeV/uの陽子及び重陽子入射反応の同位体生成断面積を測定した。過去に測定された同エネルギー帯の93Zrと93Nbを含めた6核種のデータを比較することで、陽子・重陽子入射反応による同位体生成断面積に見られる殻効果等の系統的な振る舞いを明らかにする。