[2L01-05] Safety Case

[2L03] Building confidence in the NUMO Safety Case

(3)Radionuclide migration analyses for a variety of geological settings

*Keisuke Ishida¹, Takafumi Hamamoto¹, Sanae Shibutani¹, Kiyoshi Fujisaki¹, Katsuhiko Ishiguro¹ (1. Nuclear Waste Management Organization of Japan)

Keywords:Geological disposal, Radionuclide migration analysis, Safety case, Site descriptive model, Model groundwater chemistry, Salinity

NUMOセーフティケースの処分場閉鎖後安全評価においては，わが国で処分場として想定される地質環境のバリエーションをとらえ，それらの特徴に応じた核種移行解析のためのモデル開発，データセットの設定を行っている。核種移行解析に必要な放射性核種の溶解度等のパラメータは，核種移行経路のTHMC状態に大きく依存し，特に地下水水質が重要である。本報告では，NUMOセーフティケースにおいて考慮した水質のバリエーションに応じて，深成岩類，新第三紀堆積岩類，先新第三紀堆積岩類の処分場に対し，高塩分濃度地下水環境または低塩分濃度地下水環境を想定した計6種の地層処分システムにおける核種移行解析を実施した結果とともに，システム間の違いから明らかとなった重要なパラメータや，特に重視すべき不確実性要因について報告する。