2018年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 405-3 原子力施設の廃止措置技術

[2L10-15] 解析・シナリオ評価・システム開発

2018年3月27日(火) 14:45 〜 16:20 L会場 (M1棟 M1-311)

座長:堀内 伸剛 (三菱マテリアル)

15:45 〜 16:00

[2L14] 廃止措置工事における人工数予測のための実績データ区分方法の検討

*杉本 涼太1、川崎 大介1、柳原 敏1 (1. 福井大学)

キーワード:廃止措置、人工数評価、JPDR実績データ、k-means法、回帰直線、不確実性、解体作業

廃止措置における合理的な人工数評価方法の確立に資するために、作業内容や人工数の実績データの区分方法を検討し,人工数の予測に与える影響を明らかにした。まず,機器の種別、解体作業時の条件、設置状況などに応じて、機器重量に対する人工数の回帰直線を求めた。得られた回帰直線の傾き、切片、残差の標準偏差に基づきk-means法を適用して実績データを区分した。異なる区分数に対して人工数の計算結果を比較し、区分数に依存する人工数計算の不確実性の程度を評価した。