[2M10-13] Accident Chemistry 1

[2M10] barrier performance of oxide layer for metallic fuel FCCI

*Takanori Tanigaki¹, Yuichi Tabata¹, Takeshi Doi¹, Koei Sasaki², Takashi Onitsuka¹, Ken-ichi Fukumoto¹ (1. University of fukui, Reserarch Institute of Nuclear Engineering, 2. Japan Atomic Energy Agency )

Keywords:metallic fuel, FCCI, oxide layer

近年、小型モジュール炉(SMR)と呼ばれる出力30万kW以下の小型原子炉の開発が各国で進められており、燃料交換を行わず、長期運転を想定しているNa冷却型小型高速炉は、「燃料-被覆管化学的相互作用(FCCI)」への対処が非常に重要となってくる。過去、金属燃料FCCIに関して、Zrライナー材等による低減方法が考えられているが、被覆管に均一にバリア層を配置するのが困難といった問題点がある。本件ではある程度均一に配置が可能であり、生成も容易である酸化被膜を被覆管表面に形成させ、金属燃料FCCIの主要元素の一つであるCeとの反応試験を実施し、金属燃料FCCIにおける酸化被膜のバリア性能を確認することを目的とする。