2018年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 404-2 核化学,放射化学,分析化学,アクチノイドの化学

[2N18-21] 分光分析2

2018年3月27日(火) 16:55 〜 18:00 N会場 (M3棟 M3-211)

座長:桑原 彬 (JAEA)

17:25 〜 17:40

[2N20] 過酷事故炉を対象とした迅速遠隔分析技術開発-5

(3)レーザー誘起ブレークダウン発光分光法の粉体への適用-2

*赤岡 克昭1、大場 正規1、宮部 昌文1、若井田 育夫1 (1. 日本原子力研究開発機構)

キーワード:レーザーブレークダウン発光分光、LIBS、粉体

東京電力福島第一原子力発電所事故で発生した燃料デブリやその他の放射性物質の分析への適用を目指して、レーザー誘起ブレークダウン発光分光(LIBS)法の研究開発を行っている。2017年春の年会での報告では、粉体試料の測定として、ワセリンを添付したガラスに試料を塗布することによるLIBSの繰返し測定について報告し、粉体を焼結固形化した試料との比較を行により、LIBSのによる粉体の繰返し測定の可能性について報告した。今回はより簡便な方法として、化学雑巾などで粉体をふき取ったサンプルについて試験した結果を報告する。