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[3C11] F82H鋼HIP接合材の靱性を決定する微細組織因子
キーワード:低放射化フェライト鋼、熱間等方圧加圧、靱性、接合
F82H鋼のHIP接合は核融合炉ブランケット第一壁の製作技術として研究されてきた技法である。複雑形状の冷却管内臓の部材を製作技術であるが、一方でF82H鋼の母材と比較して靱性が低くなる傾向がある。HIP界面上に出現するケイ素酸化物が大きな要因の一つであると考えられるが、同時に他の析出物についても詳細に検討する必要がある。本研究はF82H鋼HIP接合材の界面近傍の組織と析出物から、靱性を改善するための方向性を議論する。