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[3C13] 核融合炉で使用後10 年以内に再利用可能な低放射化バナジウム合金の開発
(2)候補合金の不純物レベルと機械特性の評価
キーワード:核融合炉ブランケット、高純度化、引張強度と延性
核融合炉用低放射化材料は使用後100年程度の冷却期間を経て再利用することが検討されてきた。本研究では、バナジウム合金を用いこれを10年以下にすることを最終目標とする。具体的には (1)放射化で長半減期の核種を生成する不純物の低減、(2)同様に放射性化する合金元素:チタン濃度の最小化、さらに(3)冷却期間中における希ガス放射性核種の除去を複合させる。第二報として、(1)、(2)にもとづき試作した候補合金の放射化不純物の分析の結果と、機械特性に及ぼす高純度化、チタン濃度減量の効果について報告する。