[3D10-13] 被覆管開発

[3D10] 核燃料用炭化珪素材料に適用する耐食被覆技術の開発(2)

*石橋 良¹、石田 一成¹、宮崎 克雅¹、近藤 貴夫² (1. 日立製作所、2. 日立GEニュークリア・エナジー)

キーワード：燃料材料、炭化珪素、耐食性、被覆、接合部

BWR-NWC 模擬環境での炭化珪素（SiC）の耐食性向上を目的に、SiC 接合部に対する耐食被覆技術を検討した。SiC を燃料被覆管及びチャンネルボックスに実際に適用するにあたって課題の一つが高温水腐食である。SiC基材にチタンを被覆することにより耐食性が得られることを示した。しかし、接合部では接合のための加熱により被覆が変質して十分な耐食性が得られない可能性がある。そこで、接合した際のチタン被覆の熱影響を評価するとともに、接合後に接合部に施工するチタンを主成分とした溶射被覆を検討し、高温水腐食を評価した。