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[3E04] NaI(Tl)波高分布からの放射性物質大気中濃度推定法の検討
キーワード:NaI(Tl)波高分布、大気中濃度、放射性プルーム、モニタリング
常設モニタリング施設のNaI(Tl)検出器で測定される波高分布から放射性プルーム通過時の大気中濃度を求めるためにはクラウドシャインとグランドシャインの弁別が必要であり、これまで全吸収ピーク計数率に対する散乱成分計数率が両者で異なることを利用した方法が考案されている。この方法は周囲に樹木等がある場合は適用困難であるため、プルーム通過前後の計数率の増分からグランドシャインを評価する方法も提案された。これら方法の得失を適用性、評価下限等の観点から定量的に検討した。