2018年春の年会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学 » 201-1 原子核物理,核データ測定・評価・検証,核反応工学

[3G01-09] 中性子生成,荷電粒子生成

2018年3月28日(水) 09:40 〜 12:00 G会場 (U2棟 U2-212)

座長:国枝 賢 (JAEA)

10:40 〜 10:55

[3G05] 200MeV(d,xn)反応二重微分断面積の系統的測定

定松 大樹1、*渡辺 幸信1、荒木 祥平1、中野 敬太1、川瀬 頌一郎1、金 政浩1、岩元 洋介2、佐藤 大樹2、萩原 雅之4、八島 浩3 (1. 九大、2. 原子力機構、3. 京大、4. KEK)

キーワード:重陽子、中性子生成、二重微分断面積、測定、飛行時間法

広い原子番号領域の天然同位体標的(Li, Be, C, Al, Cu, Nb, In, Ta, Au)に対して、200MeV重陽子入射中性子生成反応の二重微分断面積を測定した。実験では液体有機シンチレータEJ301を用いた飛行時間法を適用し、前方0度から25度の範囲で二重微分断面積データを取得した。200MeV以下の先行研究データと合せ、PHITSやDEURACS計算コードによる計算結果と比較し、特に入射エネルギー依存性について考察する。