2018年春の年会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学 » 201-1 原子核物理,核データ測定・評価・検証,核反応工学

[3G10-15] 理論計算,核データライブラリ,PHITS

2018年3月28日(水) 14:45 〜 16:20 G会場 (U2棟 U2-212)

座長:執行 信寛 (九大)

16:00 〜 16:15

[3G15] 分散分析を用いたPHITSにおける系統誤差の評価法

*橋本 慎太郎1、佐藤 達彦1 (1. 原子力機構)

キーワード:PHITS、粒子輸送計算コード、系統誤差、分散分析

モンテカルロ法に基づいた粒子・重イオン輸送計算コードPHITSは、放射線の挙動を模擬することができ加速器施設の遮へい計算等に利用されている。
ただし、計算結果に対する信頼性を分析するためには、モンテカルロ法における統計誤差だけでなく、PHITSで模擬する核反応モデルの不確かさが結果に与える影響を系統誤差として評価する必要がある。
我々はこれまで核反応モデルの不確かさを実験値に基づいて決定し、その影響を評価する手法を開発してきた。
しかし、その手法は統計誤差が十分小さいことを前提としており、統計量が十分でない場合に得られた評価結果の有意性や収束状況は明らかではなかった。
そこで本発表では、統計学的手法の1つである分散分析(ANalysis Of VAriance; ANOVA)を導入することで、評価結果が有意であるかの判定や試行回数に対する収束状況の分析が可能となることを報告する。