2018年春の年会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学 » 202-2 放射線物理,放射線計測

[3H01-05] 分析技術

2018年3月28日(水) 09:30 〜 10:50 H会場 (U2棟 U2-213)

座長:高田 真志 (防衛大)

10:30 〜 10:45

[3H05] 放射性核種の微量領域同位体イメージングのためのレーザー共鳴イオン化-二次中性子共鳴イオン化質量分析法の開発(2)

*富田 英生1、齊藤 洸介1、Sonnenschein Volker1、井口 哲夫1、森田 真人2、坂本 哲夫2、金成 啓太2、河合 利秀3、若井田 育夫4、佐藤 志彦4 (1. 名古屋大学、2. 工学院大学、3. 日本中性子光学、4. 日本原子力研究開発機構)

キーワード:放射性核種分析、イメージング、レーザー共鳴イオン化、質量分析、集束イオンビーム

放射性核種の付着した微粒子の生成過程・環境中での振る舞いを解明するために、集束イオンビームによる分析試料の微小領域スパッタリングとレーザー共鳴イオン化による元素選択的イオン化を組み合わせた、レーザー共鳴イオン化-二次中性粒子質量分析による単一微粒子中の放射性同位体イメージング法の開発を進めている。2色スキームを用いた安定Zr同位体イメージングを実証した。また、放射性Cs分析などを念頭に、高繰り返し率Ti:Sapphireレーザーによる2色共鳴イオン化スキームの検討を行った。