2018年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 304-1 伝熱・流動(エネルギー変換・輸送・貯蔵を含む)

[3J01-04] 溶融物挙動・水蒸気爆発

2018年3月28日(水) 09:30 〜 10:35 J会場 (U3棟 U3-211)

座長:山路 哲史 (早稲田大)

10:15 〜 10:30

[3J04] 高温溶融ニッケルと錫に対する水蒸気爆発抑制材の有効性

*古谷 正裕1、新井 崇洋1 (1. 電力中央研究所)

キーワード:水蒸気爆発、抑制材、高温溶融物、ポリエチレングリコール、蒸気膜安定性

最高1800oCの溶融ニッケル及び錫を蒸気爆発抑制材(0.02 wt%及び0.1 wt%ポリエチレングリコール水溶液)プール中に注入する実験を行い、蒸気爆発抑制効果を確認した。実験前後で溶液の分子量変化は小さく、低分子量の生成物も検出限界以下であった。高温溶融物に対しても蒸気爆発抑制効果が高いことが示唆された。