[3N06-09] Minor Actinides Recovery and Fission Products Separation

[3N07] IBIL analysis on complexes formed in an adsorbent for MA(III) recovery

*Sou Watanabe¹, Wataru Kada², Yuya Katai³, Haruaki Matsuura³, Masashi Koka⁴, Takahiro Satoh⁵, Tsuyoshi Arai⁶ (1. Japan Atomic Energy Agency, 2. Gunma University, 3. Tokyo City University, 4. Beam Operation Co., Ltd, 5. National Institute for Quantum and Radiological Science and Technology, 6. Shibaura Institute of Technology)

Keywords:Reprocessing, MA recovery, Extraction Chromatography

抽出クロマトグラフィ法によるMA回収技術のために開発している、CMPOおよびHDEHPを含浸させた吸着材内部で形成される錯体形成メカニズムの解明のため、XAFSによる局所構造解析を実施してきた。本研究では、XAFSのみでは明らかに出来なかった、両抽出剤の寄与の詳細な変化について、IBILを用いた評価を試みた。HDEHP抽出剤の寄与に起因して、IBILスペクトルに特徴的なピークが現れることを見出し、クエン酸溶液による溶離過程においてCMPOの寄与が弱まり、HDEHPの寄与が相対的に大きくなることを明らかにした。本結果をもとに、XAFS測定結果の解釈が進み、錯体構造の変化を示すことが出来た。