[3N06-09] MA回収，FP分離プロセス

[3N09] 再処理不溶解残渣に含まれる長寿命FPの分離変換

(1)再処理不溶解残渣に含まれる長寿命FP分離プロセスの概念検討

*松村 達郎^2,1 (1. 原子力機構 原子力基礎工学研究センター 分離変換技術開発ディビジョン、2. ImPACT Project5 再処理プロセスの改良/高度化WG )

キーワード：ImPACT、不溶解残渣、分離変換、Pd、Zr、長寿命FP

ImPACTにおいて進めているLLFPの分離変換技術開発の一環として、再処理不溶解残渣に含まれるLLFPであるPd-107及びZr-93を核変換するための化学処理法を検討した。不溶解残渣は白金族元素とZr, Moを主成分としていることから、LLFPであるPd-107とZr-93が含まれている。これを安定核種化・短寿命化するため、化学処理による元素分離の後、偶奇分離法によってPd-107及びZr-93を分離し、核変換システムに供給する。本発表では、化学分離プロセスの構成と開発課題を検討した結果を紹介する。