2018年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 405-1 放射性廃棄物処理

[3O01-05] 核種分離・回収技術3

2018年3月28日(水) 09:30 〜 10:50 O会場 (M3棟 M3-212)

座長:竹下 健二 (東工大)

10:30 〜 10:45

[3O05] 脱合金酸化法によるチタン酸塩ナノワイヤーの作製とストロンチウム吸着性能評価

*齋藤 哲平1、赤木 和人2、中山 幸仁2、阿尻 雅文2、浅尾 直樹2,1 (1. 信州大学、2. 東北大学)

キーワード:脱合金酸化法、チタン酸、ナノワイヤー、層状構造、ストロンチウム、イオン交換

チタン-アルミニウム合金をアルカリ処理すると、アルミニウムの選択的溶出とチタンの酸化が起こり、チタン酸ナトリウムから成る微細なナノワイヤーが得られた。その結晶構造は酸化チタン層とナトリウムイオン層から成る層状構造であり、ストロンチウムイオンに対して優れたイオン交換材として機能することを見出した。