2018年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 405-1 放射性廃棄物処理

[3O06-10] 核種分離・回収技術4

2018年3月28日(水) 10:50 〜 12:10 O会場 (M3棟 M3-212)

座長:朝野 英一 (原環セ)

11:50 〜 12:05

[3O10] 新規抽出剤を用いての硝酸溶液からのパラジウム及びニッケルの溶媒抽出特性

*荒木 優太1、守田 美咲1、川上 貴大1、上原 章寛2、福谷 哲2、津幡 靖宏3、松村 達郎3、加藤 千図1、藤井 俊行1 (1. 大阪大学、2. 京都大学原子炉研究所、3. 日本原子力研究開発機構)

キーワード:パラジウム、溶媒抽出、ニッケル、ヘキサオクチルニトリロ、アルキルジアミドアミン

使用済燃料に含まれ、高速中性子に対する反応断面積が大きく、マイナーアクチノイドの核変換を妨害するおそれがあるパラジウムと、その同族元素であるニッケルに焦点を当て、硝酸溶液からの溶媒抽出特性を調べた。新規抽出剤(HONTA,ADAAM)を抽出剤として使用した場合、既存の抽出剤(TBP,DGA系)を使用した場合より分配比は大きくなることが分かった。