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[3O15] Technical options of radioactive waste management for the second half of the 21st Century, in consideration of Pu utilization and less environmentally
(5)Effects of MA separation on occupied area per waste package in the case of extended cooling period of UO2 spent fuel
Keywords:High burn-up, Extension of cooling period, Vitrification, UO2 spent fuel, Minor Actinide separation, Waste package occupied area, Reduction of geological disposal area, Reprocessing
報告(4)において, UO2燃料を対象としたセシウム(Cs)・ストロンチウム(Sr)を分離した際の地層処分面積削減に対する有効性を示したが, 冷却期間が長期化した際はマイナーアクチノイド(MA)である241Amが発熱に対して支配的な核種となり廃棄体専有面積の削減効果が限定的となる. そこで, 本報告ではUO2燃料の冷却期間が長期化した際のMA分離の廃棄体専有面積削減に対する有効性について検討した.はじめに冷却期間が100年まで長期化した際の使用済燃料特性および処分場温度に与える影響を再検討した結果,処分後初期の緩衝材温度は低下するものの, 処分後200年以降の緩衝材最高温度が高くなることが明らかとなった. 本結果から,冷却期間長期化およびMA分離によって廃棄体専有面積削減が期待できる.そこで,冷却期間長期化の複数のシナリオを想定し, 有効なMA分離割合を検討した.