2019年秋の大会

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VII. 保健物理と環境科学 » VII. 保健物理と環境科学

[1D01-04] 環境放射能・環境修復

2019年9月11日(水) 10:00 〜 11:05 D会場 (共通教育棟 1F D12)

座長:斎藤 公明(JAEA)

10:15 〜 10:30

[1D02] Type A不溶性Cs粒子のケイ酸塩ガラスと3号機SGTSのフィルタ材との類似性

*萩原 大樹1、井元 純平1、日髙 昭秀1,2 (1. JAEA、2. カリファ大学)

キーワード:不溶性Cs粒子(Type A)、ケイ酸塩ガラス、HEPAフィルタ材、電子プローブマイクロアナライザ、福島第一原子力発電所事故

Type Aの不溶性Cs粒子は、3号機SGTSのHEPAフィルタ材が水素爆発時に微粒化して生成した可能性が示されたことから、EPMAを用いてType Aを覆うケイ酸ガラスとフィルタ材の構成元素を調べた。その結果、SiとZnの組成比の傾向がほぼ一致し、フィルタ材がType AのSi源である可能性が示唆された。