2019年秋の大会

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VII. 保健物理と環境科学 » VII. 保健物理と環境科学

[1D09-14] 環境放射能・モニタリング2

2019年9月11日(水) 14:45 〜 16:25 D会場 (共通教育棟 1F D12)

座長:後藤 淳(新潟大)

15:45 〜 16:00

[1D13] 福島における放射性物質分布調査

(9)福島第一原発事故後6年間にわたる森林内での周辺線量当量率の経時変化解析

*Alex Malins1、今村 直広2、新里 忠史1、金 敏植1、佐久間 一幸1、篠宮 佳樹2、三浦 覚2、町田 昌彦1 (1. JAEA、2. 森林総合研究所)

キーワード:森林、環境、周辺線量当量率、放射性セシウム、134Cs、137Cs、福島第一事原発故後、PHITS、モンテカルロ、シミュレーション

2011年から2017年までの福島県の森林内における周辺線量当量率(*(10))の計時変化を解析した。PHITSを用いて、森林内での134Csと137Csの分布の経時変化が*(10)に与える影響を計算した。常緑針葉樹の樹冠から林床への放射性セシウムの移行は、事故後の早い時期には、134Csと137Csの放射崩壊率によって予想されるよりも1 m高さの*(10)の減少を遅くするようであった。