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[1I10] 核共鳴蛍光非破壊分析法を用いた模擬核検知実証試験
キーワード:核共鳴蛍光、非破壊分析、レーザーコンプトン散乱、核セキュリティ、重遮蔽
原子力機構、量研、兵庫県立大は、核セキュリティ補助金の下、レーザーコンプトン散乱ガンマ線を用い、核共鳴蛍光散乱による散乱ガンマ線を測定し、重遮蔽物に隠ぺいされた核物質の検知するための技術開発を進めてきた。これまで、兵庫県立大学のニュースバル施設において実証試験を進めるため、レーザー装置、ガンマ線検出器、データ収集装置などの準備を進めてきた。実証試験では、模擬試料を遮蔽物中に入れた状態で、自動ステージを動かしながら試料の検知を行う計画である。本年度は本プロジェクトの最終年度に当たり、本計画の目的、準備状況、実証試験の概要、および計画しているワークショップなどを紹介する。