2019年秋の大会

講演情報

一般セッション

IV. 原子力プラント技術 » 404-1 核不拡散・保障措置・核セキュリティ技術

[1I08-13] 核不拡散・保障措置・核セキュリティ非破壊分析技術

2019年9月11日(水) 14:45 〜 16:25 I会場 (共通教育棟 2F D21)

座長:宇根崎 博信(京大)

15:45 〜 16:00

[1I12] レーザー駆動中性子源を用いた核共鳴透過分析技術開発

(2)検出器開発及び解析手法開発

*伊藤 史哲1,6、髙橋 時音1、鈴木 敏1、小泉 光生1、余語 覚文2、有川 安信2、安部 勇輝2、西村 博明2,4、堀 順一3、佐野 忠史5 (1. JAEA、2. 大阪大学、3. 京都大学、4. 福井工大、5. 近畿大学、6. ナイス)

キーワード:核不拡散、レーザー駆動中性子源、中性子検出器、核共鳴透過分析

核不拡散技術開発の一環としてレーザー駆動中性子源を用いたNRTA(中性子飛行時間(TOF)測定)に用いる中性子検出器及び解析手法の開発を行っている。大阪大学レーザー科学研究所のペタワットレーザーLFEXにおいては、種類の異なるリチウムガラスシンチレータ中性子検出器をレーザー照射ターゲットから3 mの位置に設置し、レーザー照射で発生したパルス中性子を用いてTOF測定を行った。京都大学複合原子力科学研究所においては、中性子検出器の性能試験のため、電子線加速器駆動パルス中性子源を用いて、12 m測定室に数種類の検出器を交換しながら設置し、TOF測定を行った。本発表では、それぞれのTOF測定の結果と、デジタルオシロスコープを用いて取得した波形信号のデータ解析法の開発状況等について報告する。