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[1I12] レーザー駆動中性子源を用いた核共鳴透過分析技術開発
(2)検出器開発及び解析手法開発
キーワード:核不拡散、レーザー駆動中性子源、中性子検出器、核共鳴透過分析
核不拡散技術開発の一環としてレーザー駆動中性子源を用いたNRTA(中性子飛行時間(TOF)測定)に用いる中性子検出器及び解析手法の開発を行っている。大阪大学レーザー科学研究所のペタワットレーザーLFEXにおいては、種類の異なるリチウムガラスシンチレータ中性子検出器をレーザー照射ターゲットから3 mの位置に設置し、レーザー照射で発生したパルス中性子を用いてTOF測定を行った。京都大学複合原子力科学研究所においては、中性子検出器の性能試験のため、電子線加速器駆動パルス中性子源を用いて、12 m測定室に数種類の検出器を交換しながら設置し、TOF測定を行った。本発表では、それぞれのTOF測定の結果と、デジタルオシロスコープを用いて取得した波形信号のデータ解析法の開発状況等について報告する。