2019年秋の大会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学および医学利用 » 201-1 原子核物理,核データ測定・評価・検証,核反応工学

[2M01-03] 中性子断面積、光核反応、核共鳴蛍光

2019年9月12日(木) 09:30 〜 10:20 M会場 (共通教育棟 3F A31)

座長:執行 信寛(九大)

10:00 〜 10:15

[2M03] レーザーコンプトンガンマ線を用いたNi-58の核共鳴蛍光散乱実験

*静間 俊行1、Omer Mohamed2、早川 岳人1、湊 太志2、松葉 俊哉3、大垣 英明4、宮本 修治5 (1. 量研、2. 原子力機構、3. JASRI、4. 京大、5. 兵庫県大)

キーワード:核共鳴蛍光散乱、レーザーコンプトンガンマ線

兵庫県立大学・ニュースバル放射光施設で稼働中のレーザーコンプトンガンマ線を用いてNi-58の核共鳴蛍光散乱実験を行い、エネルギー5.9MeVから11MeVにおいて、54本の遷移を観測した。入射ガンマ線の偏光面に対する角度分布の解析から、共鳴準位のパリティを決定し、基底状態へのE1及びM1遷移強度を求めた。本講演では、実験手法及び解析結果について報告する。