[2F07-11] 燃料被覆管，被ばく低減

[2F10] 軽水炉利用高度化に対応した線量率低減技術の開発

(11)酸化チタン注入適用時の燃料被覆管へのクラッド付着挙動評価

*根岸 孝次¹、原 宇広¹、洞山 祐介¹、青井 洋美¹、稲垣 博光² (1. 東芝ESS、2. 中部電)

キーワード：燃料被覆管、被ばく低減、クラッド、酸化チタン、腐食生成物

沸騰水型軽水炉を対象とした腐食生成物挙動評価モデルの精度向上を目的とし、酸化チタン注入適用時の燃料被覆管へのクラッド付着挙動を評価するため、試験水中のＮｉ、Ｃｏ濃度をパラメータとし、燃料沸騰場環境を模擬したクラッド付着試験を実施した。結果、一部の酸化チタンがＮｉと反応してＮｉＴｉO₃を形成することでＣｏ/Ｎｉ付着係数比が高くなることを確認した。