[2H13-14] Analysis Code Development 3

[2H14] Development of Mitsubishi FBR Nuclear Design Code System GALAXY-H/ENSEMBLE-TRIZ

(8)Pin Power Reconstruction methodology using Polynomial Hyperbolic Function Expansion for Triangle-Z Geometry

*Hiroki Koike¹, Daisuke Sato¹, Yohei Kamiyama², Hiroyuki Moriwaki², Taro Kan² (1. MHI, 2. MFBR)

Keywords:GALAXY-H/ENSEMBLE-TRIZ, Fast Reactor, Pin Power Reconstruction Methodology, Hyperbolic Function

三菱重工では、次期FBR核設計コードシステムとしてGALAXY-H/ENSEMBLE-TRIZを開発中である。 燃料棒出力の計算は、商業用軽水炉で主流の燃料棒出力再構築法を採用した。今回、高速炉体系において、局所的に中性子スペクトルが柔らかい体系での燃料棒出力の予測精度を向上させるため、100eV以下の中速中性子エネルギー領域を複数のエネルギー群に分割した炉心計算における単位メッシュの中性子束情報から、三角メッシュの各辺に垂直な方向に対する双曲線関数の重ね合わせにより均質解を表現し、集合体非均質計算から得られる形状関数と合成する手法を開発した。MgO等、中性子減速能力の高い軽核を含む遮蔽体に隣接する燃料集合体を対象に検証した結果、本手法による燃料棒出力は連続エネルギーモンテカルロコードによる参照解と良好に一致し、局所的に中性子スペクトルが柔らかい高速炉体系への本手法の適用性を確認した。