5:30 PM - 5:45 PM
[2I17] Development of highly flexible technology for recovery and transmutation of minor actinide
(13)Evaluation of fuel cycle scenarios with multiple MA recovery and transmutation
Keywords:Metal fuel, Pyroprocessing, MA transmutation, Sodium-cooled fast reactor, fuel cycle scenario
原子力発電容量が2030年度時点における総発電量の約22%(32GWe)で維持される条件下で、高濃度MA含有金属燃料、高速炉、乾式再処理の特徴を活かし下記の炉心を用いたMA回収・核変換シナリオについて、マルチリサイクルも考慮した燃料炉心の成立性、Puバランス、MA核変換性能等の観点から評価を行った。
(1) 使用済軽水炉燃料(UOXおよびMOX)を原料として製造した高濃度MA含有金属燃料を酸化物燃料炉心に部分装荷する
(2) 金属燃料炉心の一部に高濃度MA含有金属燃料を装荷する
(3) SiC減速材集合体を分散配置した金属燃料炉心に高濃度MA含有金属燃料を均質装荷する
その結果、いずれの場合も燃料・炉の成立性が確認され、(1)~(3)の順に必要とされる乾式再処理容量は増大する一方、回収MAの蓄積量と放射毒性を低減し、高速炉サイクル移行に要する期間は短縮されることが分かった。
(1) 使用済軽水炉燃料(UOXおよびMOX)を原料として製造した高濃度MA含有金属燃料を酸化物燃料炉心に部分装荷する
(2) 金属燃料炉心の一部に高濃度MA含有金属燃料を装荷する
(3) SiC減速材集合体を分散配置した金属燃料炉心に高濃度MA含有金属燃料を均質装荷する
その結果、いずれの場合も燃料・炉の成立性が確認され、(1)~(3)の順に必要とされる乾式再処理容量は増大する一方、回収MAの蓄積量と放射毒性を低減し、高速炉サイクル移行に要する期間は短縮されることが分かった。