2020年秋の大会

講演情報

一般セッション

IV. 原子力プラント技術 » 403-1 リスク評価技術とリスク活用

[2L01-06] PRA新手法

2020年9月17日(木) 10:00 〜 11:45 L会場 (Zoomルーム12)

座長:井手 善広 (アドバンスソフト)

10:15 〜 10:30

[2L02] 余震の影響を考慮した地震と溢水の複合事象の確率論的リスク評価

*張 承賢1、尾串 一樹1、高田 孝1、山口 彰1 (1. 東京大学)

キーワード:確率論的リスク評価、地震起因内部溢水、複合事象、余震

原子力発電所にて地震が起きると地震起因内部溢水事象のようなの複合事象が発生する可能性がある。しかし、従来のリスク評価手法では、複合事象における固有なシナリオを評価することが困難である。また地震起因の複合事象を評価する際に、余震の発生による影響が想定されるが、余震による影響を評価する手法は確立されていない。本研究では、数値解析と確率論的リスク評価手法を組み合わせた地震と溢水の複合事象のリスク評価手法に、余震によるスロッシング、機器損傷をモデル化し、複合事象における余震の影響を考慮したリスク評価を実施する。