[3E_PL01] OECD/NEAにおける1F事故以降の国際研究プロジェクトの現状
東京電力福島第一原子力発電所(1F)の事故を背景として、経済協力開発機構原子力機関(OECD/NEA: Organization for Economic Co-operation and Development/ Nuclear Energy Agency)において様々な国際協力が進んでいる。その中で、原子力施設安全委員会(CSNI: Committee on Safety of Nuclear Installation)では、1F事故の解析、燃料デブリ特性の評価、あるいは1Fで得られる知見の安全研究への反映等について検討が進められている。また、原子力科学委員会(NSC: Nuclear Science Committee)では、基盤的な燃料破損要素モデルや熱力学的知見についての検討が進められている。これらの主要な研究プロジェクトの活動を概説する。