2021年秋の大会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学および医学利用 » 201-1 原子核物理,核データ測定・評価・検証,核反応工学

[2F05-08] 核データ測定3

2021年9月9日(木) 10:45 〜 12:00 F会場

座長:川瀬 頌一郎 (九大)

10:45 〜 11:00

[2F05] 制動放射光を用いたPb-204の核共鳴蛍光散乱実験

*静間 俊行1、遠藤 駿典2、木村 敦2、R. Schwengner3、R. Beyer3、T. Hensel3、H. Hoffmann3、A. Junghans3、K. Romer3、A. Wagner3 (1. 量研、2. 原子力機構、3. HZDR)

キーワード:核共鳴蛍光散乱

ドイツ・ドレスデンヘルムホルツセンターにおいて、制動放射光を用いて、Pb-204の核共鳴蛍光散乱実験を行った。最大エネルギー約10.5MeVの制動放射光を直径2cm、重さ2gの濃縮Pb-204ターゲットに照射し、4台のコンプトン抑制型ゲルマニウム検出器を用いて、Pb-204の共鳴散乱ガンマ線を測定した。実験データの解析を行い、共鳴準位のスピン及び遷移強度を決定した。本講演では、Pb-204の核共鳴蛍光散乱実験及び解析結果について報告する。