2021年秋の大会

講演情報

一般セッション

IV. 原子力プラント技術 » 403-1 リスク評価技術とリスク活用

[2G14-17] PRA手法

2021年9月9日(木) 16:15 〜 17:30 G会場

座長:井手 善広 (アドバンスソフト)

16:15 〜 16:30

[2G14] 多忠実度モデルを用いた動的PRA手法の開発

*鄭 嘯宇1、玉置 等史1、杉山 智之1、丸山 結1 (1. JAEA)

キーワード:動的PRA、炉心損傷頻度、多忠実度モデル、MELCOR 2.2、サポートベクターマシン、RAPID

動的確率論的リスク評価(DPRA)は、確率論的な手法と決定論的なシミュレーションを緊密に結合することにより、多数の事故シーケンスを生成して炉心損傷頻度を推定できるが、計算コストが膨大である。JAEAは、異なる忠実度を備えた複数のシミュレータを共用し、従来のPRAに比べて信頼性が高く、計算コストを低減できる多忠実度(マルチフィデリティ)モデルを用いたDPRA手法を開発した。