2021年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-1 炉物理,核データの利用,臨界安全

[2I03-08] 解析手法開発2

2021年9月9日(木) 10:10 〜 11:55 I会場

座長:渡邉 友章 (JAEA)

10:10 〜 10:25

[2I03] 原子核の崩壊による原子数密度変動に対する低次元モデルの構築

*吉藤 悠1、千葉 豪1、田渕 将人2、佐藤 紘太郎2 (1. 北大、2. 原子力エンジ)

キーワード:Bateman方程式、モデル低次元化、特異値分解

核種崩壊・生成を記述するBateman方程式の解を、精度を低下させることなく高速に得るために、低次元なモデルの開発を目的としている。本研究では、U-235、Pu-239、Pu-241の瞬間的な核分裂反応から発生する核分裂生成物の崩壊過程のみを考慮した原子数密度変動を対象とし、低次元モデルにより計算した原子数密度変動の、参照解との差異を定量化した。この際、行列指数を計算する手法として、MMPAとPade近似を用い、両者の比較を行った。