[3M01-08] 線量評価・モニタリング

[3M03] 複合現実技術を用いた空間線量率分布情報の提示技術の開発

*尾崎 健司¹、遠藤 雅史¹、金子 武嗣¹、松本 政明¹、加藤 貴来¹ (1. 東芝ESS)

キーワード：複合現実、空間線量率分布、Doseマップ、被ばく低減

原子力発電所での作業では事前の作業計画と線量率の測定結果に基づいて、被ばく低減を目的とした遮へい計画が図られている。さらにその線量率レベルに応じコンタ図化したDoseマップを作成し、作業開始前に管理員や作業員へ提示することで被ばく低減を促す取り組みも行われている。本報告では、このDoseマップの情報を、管理員や作業員に、よりわかりやすく提示することを目的として開発した、複合現実（MR）技術を利用した空間線量率分布情報の提示技術について報告する。