[1H01-05] 核融合中性子源・中性子照射

[1H01] A-FNS設計とR&Dの進捗

（１）A-FNSプロジェクトと設計活動の進捗の現状

*佐藤 聡¹、落合 謙太郎¹、小柳津 誠¹、太田 雅之¹、権 セロム¹、見城 俊介¹、蛯沢 貴¹ (1. QST)

キーワード：A-FNS、IFMIF/EVEDA、リチウムターゲット、リチウムループ

核融合原型炉の初期照射データを取得するために、重陽子とリチウムとの反応により高エネルギー中性子を発生させる核融合中性子源A-FNSを六ヶ所村に建設することを計画している。A-FNSの加速器と試験施設の設計活動を進めている。2021年から欧州と協力して、リチウムターゲットR＆Dと中性子源設計についての共通課題を解決するためにIFMIF/EVEDAプロジェクトを進めている。トリチウム移行算出、リチウムループ中の放射化堆積物による線量評価、安全性の事故解析、リチウムとオイル間の熱交換器の再設計を行っている。本学会にて、A-FNSの開発計画を発表する。