2022年秋の大会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学および医学利用 » 202-1 放射線挙動,遮蔽工学

[1M07-13] 放射線挙動

2022年9月7日(水) 14:45 〜 16:40 M会場 (E2棟1F 101番教室)

座長:中田 幹裕(NDC)

15:15 〜 15:30

[1M09] PHITSコード開発の現状

*橋本 慎太郎1、佐藤 達彦1、岩元 洋介1、小川 達彦1、古田 琢哉1、安部 晋一郎1、甲斐 健師1、松谷 悠佑1、平田 悠歩1、仁井田 浩二2 (1. JAEA、2. RIST)

キーワード:PHITS、放射線輸送計算、飛跡構造解析、核データ

原子力機構が開発している汎用の放射線挙動解析コードPHITSは、原子力分野のみならず、理学、工学、医療といった幅広い分野で利用されている。我々は2022年3月にPHITSの最新版を公開しており、任意のイオン・標的物質におけるナノスケールの分析を可能とする汎用飛跡構造解析モードの実装や重陽子、アルファ粒子、光子に関する核データライブラリの読み込み機能の導入など、様々な改良を施した。本発表では、これらの改良点を含む最近の開発状況について報告する。