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[1N12] IPと放射化法を利用したエネルギー選択中性子イメージングの研究
キーワード:中性子イメージング、エネルギー選択、閾値反応、放射化法、X線イメージング、 イメージングプレート
高速中性子イメージングは、透過力の強さから、最近また注目を集めるようになってきている。我々は、これまで、X線IPと金属コンバータの閾値反応を用いたイメージング法を高速中性子ビームプロファイル測定などに応用してきた。この手法は金属コンバータを熱中性子用に変えれば熱中性子の、IPそのものを利用すればX線の画像を得ることができる。また、この手法を用いれば、どこの中性子源でもエネルギー選択イメージングが可能となるいう長所を持っている。本研究ではAlコンバータの(n,α)反応(閾値約3.25 MeV)を利用した高速中性子イメージングだけでなく、Dy(n,γ)反応を利用した熱中性子イメージング及び直接撮影によるγ線イメージングを実用機器などについて行い、実験を行った施設における、それぞれの画像の特性について比較検討した。