2022年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-3 原子力施設の廃止措置技術

[2B10-15] 事故炉の廃止措置3

2022年9月8日(木) 14:45 〜 16:20 B会場 (E1棟2F 21番教室)

座長:鈴木 達也(長岡技科大)

15:45 〜 16:00

[2B14] 被ばく低減のための環境・線源分布のデジタル化技術の開発

(5)インタラクティブ可視化エンジンの研究開発:MRデバイスの活用

*宮村(中村) 浩子1、佐藤 朋樹1、沼田 良明1、飛田 康弘1、町田 昌彦1 (1. JAEA)

キーワード:放射線量可視化、MRデバイス、空間線量率分布、ボリュームビジュアリゼーション

高強度線源下で環境改善作業をする際の、作業者の安全性や作業の効率化を実現するためのインタラクティブ可視化エンジンを、MRデバイス上に開発する。線源逆推定の後、シミュレーションにより空間線量率の3次元分布が得られる。得られた空間線量率の3次元分布を廃炉作業者の環境把握に資するためには、可視化手法によって提示する必要がある。当該課題に対し、最新のMRデバイスを活用することで現実空間上に仮想可視化プリミティブを配置し、廃炉作業者の作業を支援する。本発表では、没入感、インタラクティブな操作、遠隔指示者との情報共有等の特長を含めたMRデバイス可視化エンジンの成果の概要と今後の方向性について報告する。