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[2B17] 被ばく低減のための環境・線源分布のデジタル化技術の開発
(8)原子炉建屋高所におけるデータ計測及び核種弁別
キーワード:福島第一原子力発電所、廃炉、核種弁別、UAV
本研究開発では、福島第一原子力発電所原子炉建屋内におけるデータ計測において、高所等へのアクセスや核種弁別を考慮した計測システムの研究開発を行う。地上ロボットからUAVに複数のテザーを張り、テザーの長さを制御することによりUAVの姿勢を制御し、かつ位置を計測する機構を開発し、これをクローラロボットに搭載することで高所計測を可能とする。また、1F原子炉建屋内で主要γ線源であるCs-137と純β核種(Sr/Y-90)を弁別可能とするために必要となるセンサを開発し、β・γ核種弁別システムとして計測ユニットを構築する。これらについて報告する。