2022年秋の大会

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V. 核燃料サイクルと材料 » 501-2 核燃料とその照射挙動

[2D01-05] 事故耐性燃料・軽水炉燃料の照射挙動

2022年9月8日(木) 14:45 〜 16:05 D会場 (E1棟2F 23番教室)

座長:鈴木 晶大(NFD)

15:15 〜 15:30

[2D03] 早期実用化に向けたPWR向け事故耐性燃料被覆管(コーティング被覆管)の開発

(2) 高温酸化及び腐食挙動

*岡田 裕史1、佐藤 大樹1、村上 望2、篠原 靖周3、小方 宏一3 (1. 三菱原子燃料、2. MHI、3. NDC)

キーワード:軽水炉、事故耐性、燃料被覆管、コーティング、耐酸化性

当社は、事故耐性燃料被覆管として、Crコーティング被覆管の開発を継続している。Crコーティング管の事故時における耐酸化性能及び通常運転時の耐食性を確認するため、高温酸化試験及び実機模擬水条件での腐食試験を実施した。その結果、高温酸化及び腐食によるZr基材の重量増加は抑制された。このことから、事故時、通常運転時とも、Crコーティングにより、酸化反応に対する耐性は向上することを確認した。