2022年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 502-1 原子炉材料,環境劣化,照射効果,評価・分析技術

[2E13-14] 分析技術

2022年9月8日(木) 15:55 〜 16:30 E会場 (E1棟2F 24番教室)

座長:若井 栄一(JAEA)

16:10 〜 16:25

[2E14] EBSDによる局所塑性ひずみ定量化への取り組み

(その2:結晶粒径の塑性ひずみ同定に及ぼす影響)

*前川 直子1、釜谷 昌幸1 (1. 原子力安全システム研究所)

キーワード:EBSD、塑性ひずみ、方位差

EBSDを用いて同定される局所方位差と塑性ひずみとの直線的な相関を利用して、塑性ひずみを推定する取り組みが多くなされている。局所方位差と塑性ひずみの関係は結晶粒径に依存することから、結晶粒径の異なる材料の比較は難しい。本研究では、塑性ひずみを導入したSUS316鋼の方位差に及ぼす結晶粒径の影響を定量化するとともに、その補正方法について考察した。